nanacoで得をするには、チャージをクレジットカードから行い、いわゆる「ポイントの二重取り」をするのが基本です。
ですが・・
残念ながらnanacoでポイントがたまるカードは年々減っています。
そのため・・
「nanacoチャージでポイントがたまるカードがよくわからない・・」
「最近改悪があったらしいけど、今でもポイントがたまるカードは?」
「改悪のたびにカードを作りかえるとかはしたくない・・」
上記のように考える方も多いのではないでしょうか。
そこで、最新のnanacoチャージでポイントがたまるクレジットカードと、今後の流れもふまえて当サイトおすすめのnanacoチャージ用クレジットカードを紹介したいと思います。
また、そもそもなぜnanacoチャージでポイントがたまるとお得なのか、またnanacoをお得に使った節約術などもあわせて紹介しています。
ポイントの二重取りをしていないと、人によっては年間1万円以上損をすることになりますし、一度しくみ化してしまえば後は普通に支払いをしていくだけですので、この機会にぜひ参考にしてください。
今すぐnanacoチャージでポイントがたまるクレジットカードとおすすめを確認したい人は、こちらからご覧ください。
それでは見ていきましょう。
nanacoで得するにはクレジットカード選びが重要
nanacoにチャージする方法
- 現金チャージ
- クレジットチャージ
- ポイントチャージ
- nanacoギフトチャージ
まず、nanacoにチャージする方法は、現金チャージ、クレジットチャージ、ポイントチャージ、nanacoギフトチャージがあります。
このうち、現金チャージ、ポイントチャージ、nanacoギフトチャージではチャージ時にポイントはたまりません。
クレジットカードからのチャージのみ、チャージ時にクレジットカードのポイントがたまります。
nanacoは利用時に100円ごとに1ポイントのnanacoポイントがたまりますので、チャージ時と利用時で「ポイントの二重取り」ができます。
nanaco利用時のポイント還元率は1%ですが、仮に還元率1%のクレジットカードでnanacoチャージをした場合、利用時1%とチャージ時1%の合計2%の還元を受けることができます。
年間100万円nanacoで決済すると、2万円分も還元を受けることができ、現金チャージをした時と比べて1万円得をすることになります。
このように、nanacoをよく利用するならポイントの二重取りができるクレジットカードチャージを利用するのが鉄則です。
nanacoにチャージできるクレジットカードすべてでポイントがたまるわけではない
注意したいのは、nanacoチャージできるクレジットカードすべてでポイントがたまるわけではないことです。
nanacoにチャージできるクレジットカードは以下のカードですが、これらのカードのうち、ポイントがたまるクレジットカードは限られます。
- セブンカード・プラス(一体型・紐付型)
- セブンカード・プラス(ゴールド)
- セブンカード/セブンカード(ゴールド)
- クラブ・オン/ミレニアムカード セゾン
- JCB
- セゾンカードインターナショナル
- UCカード
- 三井住友VISAカード
- JACCS
- MUFGカード
- DCカード
- UFJカード
- NICOS
- セディナカード
- OMCカード
- ライフカード
- オリコカード
- アプラス
- ヤフーカード
- ゆうちょ銀行
- NTTグループカード
上記のうち、多くのクレジットカードでは、nanacoへのチャージではポイントがつかなかったり、ポイント還元率が極めて低く設定されています。
例えば、P-one wizカード、ライフカードやdカードなど、還元率が高く人気のクレジットカードですが、nanacoチャージ分についてはポイント付与の対象外となっています。
nanacoチャージ分は、ポイント付与対象となりません。
参考:ライフカード
参考:P-one wizカード(ポケットカード)
参考:dカード
nanacoにチャージしてポイントがたまるクレジットカード
nanacoにチャージしてポイントがたまるクレジットカードは以下のクレジットカードです。
- セブンカード・プラス【おすすめ】
- リクルートカード【おすすめ】
- ヤフーカード
- ファミマTカード
- JMBローソンPontaカードVisa
- リーダーズカード
セブンカード・プラス
項目 | 内容 |
---|---|
還元率(通常) | 0.5% |
還元率(nanacoチャージ時) | 0.5% |
付与ポイント | nanacoポイント |
年会費 | 初年度無料2年目以降500円年間5万円利用で年会費無料 |
その他特典 | nanacoで唯一オートチャージが可能nanaco一体型のカード発行が可能 |
セブンカード・プラスはnanacoと同じセブン&アイグループのクレジットカードで、nanacoチャージでも普段の買い物と同じようにポイントがたまります。
nanacoチャージ分は200円ごとに1ポイントがたまり、還元率は0.5%です。
nanacoは利用時に1%の還元がありますので、クレジットチャージしたnanacoを利用することで1.5%の還元率になります。
クレジットチャージ分もnanacoポイントがたまるので、nanaco利用分のポイントとあわせて使いやすい点が特徴です。
また、セブンカード・プラスは唯一nanaco一体型のカード発行が可能になっており、1枚のカードでクレジットカードとnanacoを持つことができます。
nanacoで唯一オートチャージが可能な点も大きな魅力です。
nanacoはポイントがつかなくなるなど、改悪がありましたが、セブンカードプラスはセブン&アイグループのカードなので、今後改悪のリスクが最も低いと考えられます。
今後の改悪を避けたい人にもおすすめです。
セブン&アイグループの特典が多数
さらにセブン銀行とあわせて使うことでnanacoポイントがたまりやすくなったり、イトーヨーカドーで8がつく日に5%割引を受けられるなど、セブン&アイグループの各企業を利用する人はさらにお得な特典を受けることができます。
入会キャンペーンでポイントを多くもらうこともできます。
セブンカードプラスのキャンペーンはイトーヨーカドー店頭などでも行っていますが、ネット経由でカードを作る方がもらえるポイント数が多いのでお得です。
年会費は初年度無料で、2年目以降も5万円以上の利用があれば無料になります。利用金額が5万円未満の場合は500円の年会費がかかります。
国際ブランドはVISAとJCBです。
セブン&アイグループのクレジットカードならではの特典が多く、改悪リスクなども考慮すると、nanacoチャージに最もおすすめのクレジットカードといえます。
リクルートカード
項目 | 内容 |
---|---|
還元率(通常) | 1.2% |
還元率(nanacoチャージ時) | 1.2%※月に3万円分のみポイント付与 |
付与ポイント | Pontaポイント |
年会費 | 無料 |
その他特典 | – |
リクルートカードは年会費無料で、還元率1.2%のハイスペックなクレジットカードです。
nanacoチャージでも同様に還元率1.2%となるので、nanacoチャージでポイントがたまるクレジットカードのうち、最も還元率の高いカードです。
たまるポイントはPontaポイントで、ローソンなどでお得に利用することができます。
国際ブランドはVISA、Master、JCBで好きなブランドを選ぶことができ、Applepayにも対応しています。
リクルートカードはハイスペックなカードではありますが、ポイントがたまる上限額は月3万円のチャージまでとなっています。
また、今後nanacoチャージでポイントがたまらなくなるなど、改悪リスクがある点は忘れてはいけません。
実際にリクルートカードの系列カードであるリクルートカードプラスは、2016年9月よりnanacoチャージ分はポイントがたまらなくなる改悪がありました。
とはいえ、現時点で最も還元率の高いカードですので、還元率重視の人にはおすすめのカードです。
ヤフーカード
項目 | 内容 |
---|---|
還元率(通常) | 1.0% |
還元率(nanacoチャージ時) | 0.5% |
付与ポイント | Tポイント |
年会費 | 無料 |
その他特典 | – |
ヤフーカードは年会費無料、還元率1.0%でTポイントがたまるクレジットカードです。
nanancoチャージでもポイントがたまりますが、nanancoチャージの場合は還元率0.5%(200円ごとに1ポイント)となります。
nanancoチャージのポイントは、以前は通常利用と同じでしたが、2018年2月からnanacoチャージの還元率は半分になってしまいました。
ただし、その際にnanacoチャージはJCBブランドのみだったものが、Visa、Mastercardでも利用できる(ポイントがたまる)ようになっています。
2018年2月28日より「nanacoクレジットチャージ」時のポイント内容を以下に変更します。
100円につき1ポイント
↓
200円につき1ポイントまた、Visa、Mastercardブランドでもnanacoクレジットチャージでポイントがたまります。
参考:ヤフーカード
nanacoチャージでの還元率は高くなく、セブンカードプラスのようにnanacoが使いやすくなる特典もありませんが、年会費無料でどこで利用しても1%の還元がある使いやすいクレジットカードです。
たまるポイントがTポイントで、Tポイントカードと一体になっている点も使い勝手がよいですね。
年会費無料のメインカードや2枚目、3枚目のnanacoチャージ用のカードを持っておきたい人におすすめのクレジットカードです。
ファミマTカード
項目 | 内容 |
---|---|
還元率(通常) | 0.5% |
還元率(nanacoチャージ時) | 0.5% |
付与ポイント | Tポイント |
年会費 | 無料 |
その他特典 | ファミリーマートでボーナスポイントなどの特典あり |
ファミマTカードもnanacoチャージでポイントがたまります。
セブンイレブンのイメージが強いnanacoに、ファミリーマートの名前の入ったファミマTカードでチャージをしてポイントがたまるのは変な感じもしますが、ポイントはたまります。
ファミマTカードは年会費無料で、200円ごとに1ポイントのTポイントがたまるクレジットカードです。
nanacoチャージでも同様に200円ごとに1ポイントがたまるので、還元率は0.5%です。
ファミリーマートで提示すると、割引を受けられたり、ボーナスポイントがたまったり、ファミリーマートでの買物金額に応じて翌月のポイントのたまり方が最大3倍になるなど、ファミリーマートでお得に使える特典が多くあります。
あくまでファミリーマートでの特典がメインですが、ファミリーマートをメインで使いつつ、セブンイレブンも利用する人にはnanacoチャージ用のカードとしてファミマTカードを利用すると良さそうですね。
なお、ファミマTカードは当初リボ払いカードとなっていますので、一括払いを利用したい人はカード発行後に一括払いに変更をする必要があります。
JMBローソンPontaカードVisa
項目 | 内容 |
---|---|
還元率(通常) | 0.5% |
還元率(nanacoチャージ時) | 0.5% |
付与ポイント | Pontaポイント |
年会費 | 無料 |
その他特典 | – |
JMBローソンPontaカードVisaもnanacoチャージでポイントがたまります。
年会費無料で200円ごとに1ポイントがたまり、nanacoチャージでも同様にポイントがたまりますので還元率は0.5%です。
たまるポイントはPontaポイントとなっていて、ローソンなどで便利に利用することができます。
nanacoチャージ用のカードとしては大きなメリットはありませんが、JMBローソンPontaカードVisaをすでに持っている人は、nanacoチャージでポイントがたまると覚えておくと良いですね。
リーダーズカード
項目 | 内容 |
---|---|
還元率(通常) | 1.25% |
還元率(nanacoチャージ時) | 0.342% |
付与ポイント | Reader’s Cardポイント |
年会費 | 初年度無料2年目以降2,500円年間30万円利用で年会費無料 |
その他特典 | – |
リーダーズカードはジャックスカードが発行しているクレジットカードで、nanacoチャージでもポイントがたまります。
年会費は初年度無料で、2年目以降は年間利用額30万円以上で無料、その他は2,500円の年会費がかかります。
ジャックスカードは漢方スタイルクラブカードやエクストリームカードなど、高還元のクレジットカードが多かったですが、改悪があり、nanacoチャージでポイントがたまるのはリーダーズカードのみとなっています。
利用してたまるのはReader’s Cardポイントという独自ポイントで、現金に近いJデポやGポイントと交換することができ、3,500ポイントで4,000円相当と交換ができるので、1ポイント1.14円相当の価値があります。
通常利用では1,000円利用ごとに11ポイントがたまりますが、nanacoチャージの場合は1,000円で3ポイントとなり、還元率は0.342%となります。
nanacoチャージの還元率はポイントがたまるクレジットカードの中で最も低く、ジャックスカードは改悪リスクがありますので、新規にリーダーズカードを作るのはおすすめできません。
以前はポイントがたまったが、今はポイントがたまらないカード
楽天カード
項目 | 内容 |
---|---|
還元率(通常) | 1.0% |
還元率(nanacoチャージ時) | 0% |
付与ポイント | 楽天スーパーポイント |
年会費 | 無料 |
その他特典 | – |
以前はnanacoチャージでポイントがたまったものの、改悪があり今はポイントがたまらないカードも多くあります。
代表的なのは楽天カードです。
楽天カードは年会費無料で1%還元の人気カードで、JCBブランドのみnanacoチャージでも同様に1%のポイント付与があったため、以前はnanacoチャージの中心的存在でした。
しかし、2017年11月以降はnanacoチャージでポイントがたまらないよう改悪されてしまいました。
情報が古いサイトやブログだと、nanacoチャージでポイントがたまるように紹介されていますので、nanacoチャージ用のカードを探している人、またこれまで楽天カードでnanacoチャージをしていた人は要注意です。
楽天カードの代わりのカードとして、完全に年会費無料で還元率の高いカードを求めるならリクルートカード、極力改悪リスクを避けたい人はセブンカードプラスを作っておくと安心です。
ライフカード、漢方スタイルクラブカード
楽天カード以外にも、ライフカードや漢方スタイルクラブカードなど多くの人気カードが以前はポイントがたまりましたが、今はポイントがたまらないようになっています。
いずれも高還元で人気のクレジットカードでしたので、やはり高還元のクレジットカードで長い間サービスを継続するのは難しいようです。
なお、漢方スタイルクラブカードはジャックスカードのカードなので、今はポイントがたまるリーダーズカードも改悪されるかもしれません。。
nanacoチャージ用のクレジットカードを選ぶ際の注意点
nanacoチャージ用のクレジットカードを選ぶ際に注意したいのは、まず改悪リスクです。
nanacoにクレジットチャージする人は、ポイントの二重取りで得をしたい人が多いので、還元率や年会費などお得度に直結する項目に目が行きがちです。
しかし、nanacoチャージはクレジットカード会社の改悪が多いため、改悪があるものとしてクレジットカード選びをする必要があります。
最近の改悪事例は?
2017年から2018年にnanacoチャージ関連の改悪が相次ぎました。
上述した通り、楽天カードは2017年11月からポイントがたまらないようになりましたし、ヤフーカードも還元率が1.0%から0.5%へと引き下げられました。
リクルートカードは還元率こそ変わらないものの、月のポイント付与対象金額が3万円までと上限を設定することになりました。
過去の事例から、還元率の引き下げや何らかの制約が行われると、そこからさらに改悪が進み、最終的にポイントがたまらなくなることも多いため、これらのカードはさらなる改悪に警戒する必要があります。
過去の改悪事例は?
過去にもnanacoチャージでは、人気カードが改悪をしてきた歴史があります。
数年前までさかのぼると、ライフカードが2014年に大幅な還元率低下、漢方スタイルクラブカードは2015年に還元率が7分の1までに下がりました。
ライフカードはさらに2017年7月に0%に改悪がされ、完全にポイントがたまらないクレジットカードとなってしまいました。
(漢方スタイルクラブカードは2017年4月に新規募集停止)
nanacoチャージでポイントをつけるのは、クレジットカード会社としては赤字になるサービスなので収支状況が厳しく、見直しや廃止となることが多い運命なのでしょうね。。
利用者としては改悪に警戒しつつ、使えるうちに使い倒すしかなさそうです。
nanacoチャージにおすすめのカードは?
総合的におすすめはセブンカード・プラス
nanacoチャージ用のクレジットカードとして、総合的に最もおすすめなのはセブンカード・プラスです。
チャージ時の還元率は0.5%と低めですが、nanaco利用時のポイント(還元率1%)と合わせると還元率は1.5%です。
改悪リスクが低い
nanaco利用で1.5%還元があるのは十分高い還元率と言えますし、何と言っても改悪リスクが低いのが大きなメリットです。
セブンカードプラスに改悪がある時には、世の中にnanacoチャージでポイントがたまるクレジットカードはなくなっている時かもしれません。
nanacoで唯一オートチャージができる
また、nanacoで唯一オートチャージができるクレジットカードでもあります。
Suicaなどでオートチャージをしている人はわかると思いますが、オートチャージは一度利用したらやめられなくなるほど便利です。
わずかなポイントの違いよりも、改悪が少ない安心感や便利に利用することを重視する人はセブンカードプラス一択です。
今後、新たに便利なサービスを始める際もセブンカード・プラス限定で展開する可能性は高いので、nanacoを使うならセブンカード・プラスという流れが今後加速していくことになるでしょう。
年間5万円以上使えば年会費無料
年会費も年間5万円以上利用すれば無料になるので、日常的にセブンイレブンやイトーヨーカドーを利用している人や税金、公共料金払いをする人なら余裕でクリアできます。
逆に言うと年間5万円以下の利用なら、nanacoチャージ用にクレジットカードを作るメリットはかなり少なくなるので、利用額が極端に少ない予定の人は考え直したほうが良いかもしれません。
(キャンペーンのボーナスポイント狙いは良いと思います。)
還元率重視の人はリクルートカード
還元率重視の人はリクルートカードがおすすめです。
リクルートカードはnanacoチャージで最も還元率の高いクレジットカードですので、チャージに利用することでポイントによるお得を最大化することができます。
年会費も完全無料ですので、損をすることはありません。
月額3万円までのポイント付与上限がありますが、毎月3万円ずつチャージをしていけば年間36万円まではnanaco払いで1.2%の還元を受けることができます。
税金払いを全額できない人もいるかもしれませんが、その他はかなり高額な買物をしていない限り、十分ポイント付与の範囲内で運用していくことができるでしょう。
改悪リスクには要注意
ただし、リクルートカードは改悪のリスクはセブンカード・プラスより高いので、サービス内容の変更には気をつける必要があります。
改悪がある場合、カード保有者には事前にメール等で連絡がありますので、公式サイトを定期的にチェックする必要などはありません。
当サイトのような情報サイトをチェックするのも良いと思いますので、よろしければブックマークしておいてください。
クレジットチャージをしてnanacoを利用する流れ
次に、実際にクレジットチャージをしてnanacoを利用するまでの流れを見ていきましょう。
クレジットカードからnanacoにチャージするには、まずクレジットカードを登録する必要があります。
具体的には以下の流れになります。
- クレジットカードの本人認証
- クレジットカードの利用登録
- nanaco管理画面よりクレジットチャージ
- レジで残高確認
- ポイントの確認
クレジットカードの本人認証
nanacoにクレジットカードを登録するには、本人認証済みのクレジットカードを登録する必要があります。
そのため、クレジットカード登録の前に、まずは各クレジットカード会社で本人認証の登録が必要です。
本人認証サービスは、クレジット決済時にパスワードを入力することで、不正使用を防止するサービスです。
参考:nanaco公式サイト
「本人認証」と聞くと面倒に感じますが、簡単な登録で完了しますし、カードによっては登録不要の場合もあります。
手続き方法はクレジットカードによって異なりますが、クレジットカード会社のWEBサービスに登録したり、会員サイトでクレジットカードのセキュリティコードを登録すると完了します。
セブンカードプラスの場合
セブンカードプラスの場合は、公式サイトの以下の部分をクリックして、画面の案内に従い情報を入力していきます。
JCBとVISAで登録画面は異なりますが、基本的な流れは同じです。
設定したパスワードがクレジットカード登録の際に必要となりますので、パスワードは忘れずにメモしておくようにしましょう。
リクルートカードの場合
リクルートカードの場合は、国際ブランドがJCBなら「MyJCB」、VISAなら「三菱UFJニコス・MUFGカードWEBサービス」に登録することで本人認証登録は不要です。
クレジットカード登録時には、本人認証サービスのパスワードとして、各会員サイトのパスワードを入力します。
クレジットカードの利用登録
本人認証の登録ができたら、クレジットカードの利用登録をします。
クレジットカードの登録はnanacoの会員画面から行います。
nanacoの会員画面にログイン後、会員メニューの「クレジットチャージ」をタップします。
あとは画面の指示に従い、クレジットカードの情報を入力します。
入力の流れの中で、セブンカードプラスの場合はオートチャージの設定をすることもできます。
クレジットカード情報の登録が完了すると、最後に本人認証サービスのパスワードを入力することになりますので、事前に登録したパスワードを入力し登録完了です。
登録完了後は、24時間経過するとクレジットチャージができるようになります。
なお、クレジットカードの利用登録はnanacoカードの入会から10日経たないとできません。
nanacoカード:入会から10日後の朝6時以降
nanacoモバイル:新規入会・機種変更から4日後の朝6時以降
すぐにクレジットチャージをしたい人は、なるべく早めにnanacoカードを入手すると良いでしょう。
nanaco管理画面よりクレジットチャージ
クレジットカードの利用登録後、24時間経つとクレジットチャージができるようになります。
クレジットチャージはnanaco会員メニューから行います。
ログイン後の「クレジットチャージ」をタップし、クレジットチャージパスワードを入力後、チャージ金額を選択すると申し込みは完了です。
レジで残高確認
クレジットチャージをした金額は、センター預り扱いとなりすぐにnanacoとしては使えません。
nanacoとして使うには、残高確認をしてnanacoに残高を反映する必要があります。
残高確認は、セブンイレブンのレジやセブン銀行ATMでできますので、レジであれば店員さんに「nanacoの残高確認をお願いします」と伝えましょう。
nanacoをレジにかざすとすぐにセンター預り分がnanaco残高に反映されます。
nanaco残高に反映されれば、そのまますぐにnanacoとして支払いをすることができます。
ポイントの確認
最後に、nanacoで支払いをしたら、ポイントがきちんとついているか確認しておきましょう。
上述した通り、nanacoでクレジットチャージをすると、チャージ時と利用時の二重でポイントがたまります。
- チャージ時のポイント:クレジットカードのポイント
- 利用時のポイント:nanacoのポイント
nanacoポイントの確認
nanaco利用時のポイントは支払い時にレシートで確認することができます。
また、nanacoの会員メニューログイン後の画面でも確認できます。
nanacoの会員メニューは、トップ画面で最新のnanaco残高、ポイント残高、ポイントの有効期限を確認できるので便利です。
nanacoポイントは、レシート、nanaco会員メニュー、セブン銀行ATM、nanacoモバイルアプリ、問合せセンターで確認できます。
クレジットカードのポイントの確認
クレジットチャージでは、各クレジットカードのポイントがたまることになりますので、ポイントの確認は各クレジットカード会社で行います。
管理人が利用しているリクルートカード(Visa)のポイントは、WEB会員画面で確認できます。
利用金額の明細とポイントの確認が別の場所で少し面倒ですが、利用明細はMUFG WEBサービス、ポイントについてはリクルートカードのポイント履歴画面から確認できます。
3万円をnanacoチャージして360ポイントがたまっていることがわかります。
■利用明細(MUFG WEBサービス)
■ポイント履歴(リクルートカード)
画像が少し見づらいですが、3万円をチャージして360円のポイントがたまっていて、ばっちり1.2%の還元が受けられています。
nanacoチャージの各上限額
nanacoにはチャージの上限額やチャージ回数の制限がありますので、nanacoを使い倒そうと考えている人は理解しておく必要があります。
- チャージ上限:50,000円
- 1回のチャージ金額:5,000円から30,000円
- 1か月のチャージ上限:200,000円
- チャージ回数上限:3回/1日、15回/1か月
- nanacoチャージの分割払い不可
まず、nanacoの残高上限は50,000円までとなっていて、50,000円以上をnanacoにチャージすることはできません。
ただし、センター預り分はこれに含まれません。
センター預り分も50,000円までチャージできますので、nanacoで支払いをした後にセンター預り分をnanacoに移すことで、1枚のnanacoで10万円まで支払いができます。
1回のクレジットチャージできる金額は5,000円から1,000円単位で30,000円までとなっており、1か月のチャージ上限は20万円までとなっています。
チャージ回数にも上限があり、1日3回まで、1か月で15回が上限です。
また、nanacoチャージは分割払いが不可となっており、3万円をチャージして12回払いにして少しずつ支払っていくなどはできません。
nanacoチャージでポイントをためて得する方法
税金払いで得をする
nanacoにクレジットカードを登録したら、あとはnanacoを利用していくだけでポイントをどんどんためていくことができますが、さらに得する活用法もあります。
nanacoをさらにお得に活用する方法として、「nanacoの税金・公共料金払い」が有名です。
税金・公共料金のnanaco払いは、nanacoを使った節約術として雑誌に掲載されるなど、多くの人が利用しています。
やり方はとても簡単で、税金をセブンイレブンでnanaco払いするだけです。
nanacoはセブンイレブンでは現金同様の扱いとなり、通常現金払いしかできない税金の納付書払いをnanaco払いできます。
税金をnanaco払いした時にnanaco利用時のポイントはたまりませんが、クレジットチャージしたnanacoで支払うことで、クレジットカードのポイントをためることができ、実質クレジットカード払いをしたのと同じことになります。
現金で支払うとポイントはたまりませんので、クレジットカードのポイント分だけお得に税金を払うことができます。
固定資産税、自動車税、住民税、国民年金保険料など、多くの税金や公共料金の支払いができるので、金額が大きく人によっては大きく得をすることができます。
なお、同じように税金を電子マネー払いする方法には、ミニストップのWAON払いがあります。
複数枚活用することでnanacoお得度を最大限発揮する
- 50,000円を超える支払いができる
- その時々で最も還元率の高いカードを使うことができる
- 改悪リスクに強くなる
また、少し面倒ではありますが、nanacoチャージ用のクレジットカードは複数枚持つことでお得度を最大限発揮できます。
クレジットカードを複数枚持つことで、高額の支払いが可能になり、その時々にお得なカードを使い分けることができます。
税金払いなど高額の支払いに対応できる
税金払いなどをすると、10万円を超える支払いをすることもありますが、上述した通りnanacoのチャージ上限は1枚5万円までとなっています。
センター預り分とあわせても5万円+5万円で、1枚のnanacoで支払える上限は10万円です。
nanacoは1人で4枚まで持てるので、それぞれのnanacoにクレジットカードを登録して支払いに使うと、10万円を超える支払いもできます。
税金の支払いを分割して行うなど、1枚のクレジットカードで運用することも不可能ではありませんが、複数枚のクレジットカードとnanacoを用意しておいた方が柔軟に支払いが可能になります。
最も還元率の高いカードを使うことができる
また、複数枚クレジットカードを持っておくことで、その時に最も還元率の高いカードを使用してチャージができます。
還元率が1.2%と高いリクルートカードは、お得ですがポイント付与対象が月3万円までと条件があり、改悪リスクの面からも1枚だけ持つならセブンカードプラスがおすすめです。
ただし、リクルートカードとセブンカードプラスの2枚持ちをしていれば、上限となる月3万円まではリクルートカードでチャージしつつ、さらにnanaco払いが必要なケースではセブンカードプラスを利用するなど使い分けることができます。
これにより高還元のカードのメリットを最大限使いつつも、高還元カードが持つデメリットを打ち消すことができます。
改悪リスクに強くなる
また、nanacoのクレジットチャージはお得な分、改悪などサービス内容が変更することも多いです。
複数枚クレジットカードを持っておくことで、特定のカードが改悪になっても別のカードを使用すれば良いだけでよく、改悪に慌てずにすみます。
今使える高還元のカードでできるだけ得をしつつ、改悪にも備えることができるため、nanaco用クレジットカードは複数、できれば全部持っておくのが良いでしょう。
管理人はセブンカードプラス、リクルートカード、楽天カード、ヤフーカード、JMBローソンPontaカードVisaを所持して使っています。
これにより、楽天カードが使えなくなった際も慌てずに対応することができました。
都度都度クレジットカードを作るのは結構面倒なので、まとめて作ってしまうのがおすすめです。
セブンイレブンでもっと得をする方法
なお、nanacoを使っている人は、セブンイレブンをメインに利用している人も多いと思いますが、nanacoにクレジットチャージをしてポイントの二重取りをするよりセブンイレブンでもっと得する方法もあります。
クイックペイnanacoを使用する
まず1つ目はクイックペイnanacoを利用することです。
クイックペイnanacoはnanacoとクイックペイが一つになったもので、クイックペイでもnanacoでも両方支払いが可能です。
クイックペイで払ってもnanacoで払っても、利用時のnanacoポイントがたまり、nanacoボーナスポイントの対象にもなります。
クイックペイ払いをすればクレジットカードのポイントがたまりますので、nanacoにクレジットチャージした時と同様にクレジットカードのポイントとnanacoポイントの両方がたまります。
さらにクイックペイnanacoに登録できるカードにはお得なカードが多いので、還元率が落ちてきているnanacoのクレジットチャージよりもお得です。
例えばJCBカードの「JCB CARD W」はネット限定で申し込みができ、年会費無料でありながらクイックペイ払いで2.5%+αの還元率になります。
(カードの基本還元1%+JCBオリジナルのセブンイレブン特典1%+nanaco利用時のポイント0.5%+nanacoボーナスポイント)
nanaco払いではないので、上述した税金払いはできませんが、普段のセブンイレブンのお買い物はクイックペイ払いをした方がお得です。
クイックペイnanacoについては、別のページで詳しく紹介していますので、興味のある方はこちらもぜひ参考にしてみてください。
クオカードを使用する
また、手間はかかりますがクオカードを利用する方法もあります。
セブンイレブンではクオカードを販売していますが、金額が高額なものは購入金額より少し多く利用できるようになっています。
そのため、クオカードをnanacoで購入し、セブンイレブンでの買物に利用することで多く利用できる金額分だけ得をすることができます。(クイックペイ払いは不可)
nanacoポイントはつきませんが、nanaco払いができることで、クレジットチャージしたnanacoで購入すると、クレジットカードのポイントとクオカードのお得分を両取りすることができます。
セブンイレブンで買えるクオカードと利用金額以下の通りで、一番お得な10,000円のクオカードは10,180円分利用できるので、還元率が1.8%上乗せされます。
- 3,000円:3,000円分利用可能
- 5,000円:5,070円分利用可能
- 10,000円:10,180円分利用可能
リクルートカードからチャージしたnanacoで買えば、1.2%+1.8%=3%の還元率になり、かなりお得になります。
クオカード払いの注意点
支払いがすべてクオカードになることで、電子マネーよりもわずかに支払いにかかる手間がかかりますが、慣れればあまり気にならなくなります。
電子マネー:レジにかざすだけ
クオカード:店員にクオカードを渡す→クオカードをレジに通す→店員からクオカードを受け取る
また、税金払いはクオカードでできませんので、税金を支払う時はnanaco払いをする必要があります。
さらに、nanacoボーナスポイントも対象外となりますので、nanacoボーナスポイントがもらえる商品を買う際はnanaco払いを選択する必要があります。
先に紹介したクイックペイnanacoはnanacoボーナスポイントの対象となりますので、ボーナス対象かを考える必要がなく、楽に得するならクイックペイnanacoの方がおすすめです。
少し手間や労力をかけてもとにかく還元率を高めたい人はクオカードを使ったお得術を活用してみてください。
まとめ
nanacoチャージでポイントがたまるクレジットカード、クレジットチャージをする流れなどを見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- nanacoチャージでポイントがたまるクレジットカードは6枚
- 改悪の可能性もあるので、最新情報を要チェック
- おすすめはセブンカードプラスとリクルートカード
nanacoはクレジットチャージをしてクレジットカードのポイントとnanacoポイントを二重取りをして得することができます。
そのためにはnanacoチャージでポイントがたまるクレジットカードを用意する必要がありますが、ポイントがたまるクレジットカードは段々少なくなってきています。
現時点ではnanacoチャージでポイントがたまるクレジットカードは以下の6枚です。
セブンカード・プラス
リクルートカード
ヤフーカード
ファミマTカード
JMBローソンPontaカードVisa
リーダーズカード
還元率が高いの1.2%還元のリクルートカードと、改悪リスクが低くオートチャージも使えるセブンカードプラスが総合的におすすめです。
その他のカードは還元率も低めですので、1枚または2枚を選ぶ際はセブンカードプラスかリクルートカードが良いでしょう。
nanacoチャージは改悪の可能性がまだまだありますので、最新情報をチェックしつつ、お得なうちに使い倒していきましょう。
なお、クレジットチャージはカード登録からチャージできるまでに24時間かかり、また新しいnanacoカードにクレジットカード登録できるようになるまでは10日ほどかかります。
税金払いなどで期限がある人は、早めにnanacoカードやクレジットカードを準備するようにしましょう。